青天の霹靂 〜卵巣がん見つかりました〜

2016年初夏、35歳で不意に発覚した卵巣がん(類内膜腺がん・Ib)。手術が終了し、TC療法に入りました。

2016-01-01から1年間の記事一覧

手術前日

手術の前日は、昼から流動食が始まり、 夜から絶食。 これから、3日くらいは食べられない。 食事より楽しみなことなんてないのに。 午後には、下剤の服用が始まり、 夜には浣腸。 人生初の浣腸は、恥ずかしいし、 とっても辛かった辛かった 緊張からか、眠れ…

手術のための入院

手術の3日前に入院。 手術までの時間は、皮肉にも、 久々の自分の時間。 趣味の刺繍をしたり、DVDを見たり、 本を読んだり… 育児と仕事に追われる生活から、 少し離れた。 穏やかな時間だけど、 自分の身体の一部が無くなるまでの なんだか不思議な時間。 午…

術前検査

やはり、腫瘍は悪性の可能性が高いようです。 CT検査や、肺活量の検査、 下肢の超音波検査などを受けて、 入院の受付して、帰宅。 子宮も卵巣も残せないみたい。 2人目の子どもを望んでいただけに、 辛い宣告。 でも、なにが悲しいのかも、 よくわからない。…

手術日決定

初診の翌週。 術前検査の前日に、担当医より電話。 手術日が6月30日に決まり、27日から入院となるとのこと。 そして、心エコーの追加検査をすること。 どうも、負荷心電図の結果が良くないらしい。 とりあえず、仕事を休める状態まで持って行って、引き続き…

C病院の初診

都内の大きな病院で、初診。 担当医は、意外にも女医さん。 持参したMRI画像から、 早い段階で、見つかったこと。 境界悪性や良性の腫瘍であれば、卵巣が残せること。 手術は、再来週あたりになること。 術後は、抗ガン剤治療となること。 そんな説明を受け…

MRIの結果とそれから。

朝の診察開始時間前に、 無理やりねじ込んでもらったMRI。 狭いベッドに体を固定されて、 音が鳴り続けてる機械 これが、MRIか…と興味津々。 確かに、恐怖を感じる人もいるよね。 検査終了後、しばらくしてから、 医師による診察。 MRIと昨日のエコー、腫瘍…

きっかけ

息子も少し手が離れ、 2人目が欲しいなぁ〜って。 いわゆる、ベビ待ち。 そこで、なんとなく続いていた 月経前症候群と合わせて、 不妊治療を考えて、 自宅近くの産婦人科に受診したのが始まり。 内診の結果、卵巣が腫れているので、 すぐに大きな病院に行く…

がんセンターの初診

産婦人科に初めて受診した翌週、 比較的近いがんセンターの予約が取れ、 受診しました。 紹介状を持参し、 初診受付を済ませ、 診察。 内診と経膣エコー、腹部エコーを実施。 先生の浮かない顔。 手術してみないとわからないけど、 悪性の可能性が高いとのこ…

ブログを始めるにあたり

Hanaです。 この夏、不意に卵巣がんが見つかりました。 あっという間に治療が始まり、 悩む暇もなかったような。 不安を感じた時、 卵巣がんの先輩たちのブログに 励まされました。 私も誰かの役に立てるかもしれないので、 治療の様子を日記がてら、 アップ…